宮城野親方「一生懸命頑張るとは言えない立場ですけど」伊勢ケ浜部屋訪問で会談 親方から「親御さんに会ってきなさい」宮城野部屋は事実上の一時閉鎖
元幕内北青鵬の暴行問題で部屋が事実上の一時閉鎖となり、一門預かりとなった大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が3日、転籍先で東京都江東区の伊勢ケ浜部屋を訪れた。
間垣親方(元幕内石浦)、紗代子夫人、行司らと午前10時45分に到着。紺のスーツ姿で神妙な表情を崩さずに部屋の中に入ると、約1時間40分間、滞在した。
伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と話し合った宮城野親方は「今後のこともあって7日に引っ越しということで。(宮城野部屋は)片付けとかもあって稽古をやる状況じゃない。荷物も稽古場に置いてある」と現状を明かした。伊勢ケ浜親方からは「『こうなったことを全国回って、(弟子の)親御さんに会ってきなさい』と言われました」と指示されたことを語った。
今後については「今の自分は一生懸命頑張ると言っていいのかも分からない立場ですけど、一日一日頑張るしかないという思いです」と懸命に前を向いた。