進退熟考の宇野昌磨が引き続き特別強化選手入り 日本連盟が今年度の強化選手発表

 日本スケート連盟は24日、令和6年度のフィギュアスケート強化選手を発表した。男子で22年、23年世界王者の宇野昌磨(26)=トヨタ自動車=は引き続き特別強化選手入りした。

 宇野はこれまで、個人では18年平昌五輪で銀メダル、22年北京五輪では銅メダルを獲得するなど第一人者として活躍してきた。昨季は出場した試合全てで優勝し、グランプリ(GP)ファイナルを初制覇。世界選手権で2連覇を達成したが、今季はGPシリーズ2戦、GPファイナル全てで2位だった。昨年12月の全日本選手権こそ制し、今年3月の世界選手権のショートプログラム(SP)は今季世界最高点で首位発進と貫禄を見せたが、フリーでは若手3人に逆転を許し、4位だった。世界選手権後は進退について熟考する姿勢を見せていた。

 竹内洋輔強化部長は「現状(連絡などが)何も出ていない選手はそのまま」と、説明した。

 ◆宇野昌磨(うの・しょうま)1997年12月17日、名古屋市出身。5歳の時、リンクで浅田真央さんに声をかけられてスケートを始めた。中京大中京高から中京大に進学。五輪は18年平昌で銀、22年北京は銅メダルを獲得した。22-23年シーズンはGPファイナルを初めて制覇し、世界選手権では2連覇を果たした。158センチ、55キロ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス