元鶴竜の音羽山親方 初日黒星の霧島に「昨日は中途半端」と苦言 休場の照ノ富士&貴景勝を思いやる「気持ちはわかる」、「大変だと思う」
大相撲の音羽山親方(元横綱鶴竜)が夏場所2日目の13日、東京・両国国技館内の相撲博物館で行われたトークイベントに登場した。
昨年12月に陸奥部屋から独立し、音羽山部屋を創設。「力士と親方のコミュニケーション、信頼関係が大事」と師匠としての信念を語りつつ「今は部屋としての形を一つずつ作って、一歩ずつ進んでいっている段階。大変だけど、やりがいを感じながら楽しんでいる。父親、親方、経営者、時にはマネジャー。いろんな顔を持たなきゃいけないので、勉強しないと」と、部屋運営に奮闘する心境を明かした。
4月には大関霧島が転籍して部屋の所属に。夏場所の注目力士を問われると「大関が来たので、そこに集中してしまう。かど番だし」と苦笑した。次の大関候補には、新小結の大の里や春場所で新入幕優勝を飾った尊富士、十両伯桜鵬らの名前を挙げ「若い人がどんどん上がって来ているのはいい。楽しみな力士が増えている」と期待を寄せた。
イベント後には報道陣の取材に対応。張り差しを試みて黒星発進となった霧島について「昨日は中途半端だった。捕まえようと、考えが甘かった」と苦言。「やっぱり頭で当たっていかないと、と言った。今日は開き直っていけるかどうか」と立て直しへ助言したことを明かした。
また、この日から休場となった横綱照ノ富士について「私もケガで苦しんでいたので気持ちはわかる」と胸中を察し、首痛の悪化で同じく休場となった貴景勝には「やっぱりキツいのかな。頭で当たっていかないと相撲にならない。大変だと思う」と思いやった。
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