フィギュアスケートの元世界女王、安藤美姫（２５）が、所属先のトヨタ自動車を１月１日付で退社したことが１０日、分かった。安藤が交流サイト「フェイスブック」で明らかにし、同社も退社を認めた。引退については言及せず「来季も試合に出場するつもりです」とコメントしている。

　安藤は２度目の優勝を飾った２０１１年の世界選手権後にニコライ・モロゾフ氏との師弟関係を解消。今季のグランプリシリーズに一度はエントリーしたが、コーチの後任が決まらず欠場していた。フェイスブックでは「１１年、１２年と連続して公式戦に出場することができず、社員としての義務を果たすことができませんでした。これが契約満了とした理由です」と説明した。