ダル帰国で成田騒然…“大麻Tシャツ”もがっちりガード

 【2012年1月24日付デイリースポーツ紙面より】

 日本ハムからポスティング制度を利用してレンジャーズに移籍したダルビッシュ有投手(25)が23日、成田着の航空機で入団会見のために滞在していた米・テキサス州から帰国。報道陣から「おめでとうございます」と声を掛けられると、一瞬だけ笑みを見せて会釈をした。

 メジャーリーガーとなった絶対エースを一目見ようと、空港にはファン300人、報道陣100人が詰めかけたが、ダルビッシュは終始無言。歓声を浴びながら、わずか十数秒で関係者口へと姿を消した。

 渡米時に「ルシアン・ペラフィネ」ブランドの大麻の葉を思わせるデザインがされたTシャツを着用し、米国ではネット上を中心に物議を醸した。だが、この日はジャケットのボタンを締め、Tシャツ柄が分からないようにがっちりと“ガード”だ。

 24日に札幌ドームで日本ハム退団会見を行い、スタンドを無料開放してファンへ公開する。これまで入団決定後はブログなどでメッセージを送るのみだったが、支えてくれた道産子ファンへ、自らの言葉で7年間の感謝を伝える。

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