【２０１１年２月１８日付デイリースポーツ紙面より】

　右肩棘（きょく）上筋断裂から復活を目指す阪神・金本知憲外野手（４２）は１７日、名護で日本ハムと練習試合を戦った本隊と離れ、宜野座に居残って調整、左翼の守備についた。

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　金本は口も全開だ。この日、新井がバラエティー番組の収録でＫＡＴ―ＴＵＮの亀梨和也と共演。虎の４番が亀梨に本塁打の打ち方を指導するというシナリオだったが、これに金本がかみついた。

　「なんで甲子園でホームラン２０本打ったことのないやつが、ホームラン（の打ち方）を教えるんや！０８年は８本、０９年は１５本。去年は１９本、惜しかったね～」

　亀梨の隣で面目をつぶされた格好の新井が、ジョーク交じりに金本に向かって反撃を開始した。

　「０５年は４３本打ちました！その時の２位が金本さんです。残念でした！」

　２人で本塁打王を争った０５年は新井が金本を抑えて初タイトルを獲得した。ただ、この年の新井は広島市民球場が本拠地。金本は“広い甲子園で打ってみろ！”と言いたげ。厳しぃ～ゲキに応えるため？新井が居残り特打。この姿に金本は「さぁ、アピールショータイム！」と最後まで“絶口調”だった