原監督、怒り収まらず!ペットボトル叩きつけ「OK?」会見締めくくる
【2011年10月6日付デイリースポーツ記事より】
「巨人4-5横浜」(5日、東京ド)
怒りを爆発させた。試合後の会見。原監督はブランドンを打ちあぐねたことなどについて「見ての通りだね」などと言葉少な。だが「ふ~」と大きな息を吐いた後で「OK?」と自ら会見を締めくくると、持っていたペットボトルを「バン」と机にたたきつけた。大きな音が響き周囲が騒然となる中、指揮官は鬼の形相で会見場を後にした。
最下位の横浜に惨敗…。怒るのも当然だった。坂本をスタメンから外し、矢野を08年以来の1番で起用するなど打線を大幅に組み替えた。だがそれも功を奏さない。0―3の五回無死二、三塁で無得点に終わるなど初先発のブランドンに翻弄(ほんろう)されるふがいなさだ。
当初、大方の相手先発の予想は加賀だったが読み間違えたようで、これも痛かった。6回無得点に封じ込められ、ブランドンに来日初勝利を許した。前夜の国吉(横浜)に続いて初勝利を許したのは10人目というのも情けない。
これで対横浜戦は痛恨の3連敗。4位の阪神に3・5ゲーム差に迫られた。巨人が泥沼にはまりそうな気配だ。