ミホノブルボン主戦・小島貞博調教師、自殺だった…金銭問題で苦悩
【2012年1月25日付デイリースポーツ紙面より】
23日に60歳で急死した小島貞博調教師が自殺だったことが24日、関係者の話によりわかった。
一夜明けた火曜の朝、寒さと静けさに包まれるなか、厩舎スタッフはいつも通りに仕事を開始した。小島さんの娘婿の田嶋翔騎手(30)は重い口を開いて「急だったので。きのうの夕方、厩舎へ来たときには救急車に遺体を乗せるところでした」と沈痛な面持ち。06年に美浦から栗東へ移籍したが、声をかけてくれたのが小島さんだった。「お世話になったので残念です」と声を詰まらせた。
小島さんは金銭問題で悩んでいたという。亡くなった23日は調教師免許更新の面接日の前日。従業員への給与支払いも遅れることがあり、厳しい厩舎経営が続いていることから、トレセン内では更新できないのではという声もあった。田嶋翔は「僕も助けてはきたけど、限界がありますから…。最後に会ったのは21日の京都競馬場。平静を装っていたけど、悩んでいたと思います」と苦しい胸の内を明かした。
通夜は24日に近親者のみで行い、25日午後2時からの告別式も近親者のみで行われる。厩舎の管理馬は24日付で、小島さんの義兄にあたる湯窪幸雄調教師(61)=栗東=が一時的に引き継ぐ。
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