テコンドー浜田真由、五輪金へ韓国修行

 リオデジャネイロ五輪のテコンドー女子57キロ級でメダル獲得が期待される浜田真由(ミキハウス)が6日、佐賀市の古賀道場で練習を公開した。「目標は金メダル。仕上がりは順調。自分のスタイルを崩さなければ勝てる」と力強い言葉で抱負を語った。

 同市出身で22歳の浜田は、高志館高1年から元全日本王者の古賀剛コーチの指導を同道場で受け、昨年5月の世界選手権を制覇。五輪の頂点にさらに近づくため、9日から6月末までテコンドーの本場、韓国各地を回る“武者修行”に出る。「実業団や大学のトップチームを回って、いろいろなタイプの選手と実戦をして最後の詰めをしていきたい」。慶熙大(ソウル)などテコンドー人口の多い韓国のチームを転戦し、五輪に向けて対応力を磨いていく。

 この日はミット蹴りなど基本練習を中心に汗を流した。「佐賀が大好き。佐賀で世界を狙える環境をつくってもらえるのはありがたい」。地元に金メダルを持ち帰り、期待に応えるつもりだ。

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