勝みなみ予選落ちピンチ…76で70位

 「サイバーエージェント・レディース・第1日」(2日、鶴舞CC西コース=パー72)

 4月のKKT杯バンテリン・レディースで国内ツアー最年少優勝を果たした15歳のアマチュア、勝みなみ(鹿児島高1年)は2バーディー、6ボギーの76で70位と大きく出遅れ、予選落ちのピンチに見舞われた。渡辺彩香(20)=ユピテル=が7バーディー、2ボギーの67で単独首位。17歳のアマ、森田遥(香川・高松中央高3年)ら3人が2位に並んでいる。

 大の阪神ファンで、自身を鼓舞する『六甲おろし』も、今一番のお気に入り『アナと雪の女王』も、最年少Vを達成した当日に出てきた『アイスクリームのうた』も、この日はなかった。「歌…今日は流れなかったです。気持ちが乗ってなかったのかな?」。注目を一身に背負った勝にとっては、苦しい18ホールだった。

 1、2番のバーディーチャンスを外した。3番はグリーンオーバーから、結局4オン1パットのボギー先行。好調だと話していたアイアンショットにミスが出た。「朝(の練習)は調子が良かったけど、やっぱり、何か力が入ってしまったんでしょうね」。アプローチの失敗もあり、7、9、12、14、15番と計6ボギーが積み重なった。

 「でも、15番のボギーパットは3メートル、苦手のフックラインを強めに打って入った。だから…」。16番では5メートル、17番では8メートルを強気のパッティングで連続バーディー奪取。「ちょっと来るのが遅かったな~と思いました」と悔やんだ。「最後の3ホールをバーディー、バーディー、パーで上がれたから、ま、40点」と自己採点した。

 ラウンド後は、黙々と日暮れまで練習した。「明日は自分らしくプレーできたらいいな」。明るい歌が舞い降りる日となるか。

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