「日本ツアー選手権・森ビル杯・最終日」(22日、宍戸ヒルズCC=パー72)
竹谷佳孝(34)=エー・エム・エス=とのプレーオフに臨むつもりだった李尚熹(22)=韓国=は、2罰打にぼう然とした表情だった。
11番グリーンでパーパットを外し、マークした後、ライン上の砂を払った際に右手の指を地面につけた動作が規則で禁じられている「押さえ付け」と判断された。「小石があったので擦(す)るという行為をしただけ。ルールは分かっています。アテスト(スコア提出)に入ってから(規則違反と)言われた。納得しているか?正直、今は分からない」と口調は重かった。