沖縄出身の15歳・新垣が3打差3位発進

 「ニトリ・レディース・第1日」(29日、恵庭CC=パー72)

 プロ競技出場7試合目の沖縄出身、新垣比菜(15)=沖縄・興南高1年=が4バーディー、2ボギーの2アンダー70で回り、首位と3打差の3位発進を決めた。ツアー最年少優勝を果たした勝みなみと同学年の15歳。琉球の風が北の大地をかき回す。5アンダーで回った申ジエ(韓国)が首位に立ち、1打差の2位に藤田幸希(28)が続いている。

 沖縄の美少女のヒナちゃんが北海道で大暴れだ。10番からスタートし、まず11番で20メートルのバーディーパットを沈めて、北の大地にごあいさつ。14番で3メートル、折り返しての後半3番では7メートルと長いパットを沈めて、粘り強くスコアを伸ばした。

 「今日は80点。9、18番のボギーが減点です。でもパットがよく入ってくれた。昨日しっかりロングパットの練習をしていたのがよかった」。宮里藍のジュニア時代を思い出させる笑顔で「たまに似てると言われます」とはにかんだ。

 今春から那覇市内の興南高に通う高校1年生。毎日午後4時に授業が終わると、父・博昭さん(52)の運転で1時間半かけて名護市の練習場に向かうのが日課。「午後6時から9時とか、長い日は11時ぐらいまで練習します。食事はいつも車の中ですね」とゴルフに明け暮れている。もちろん卒業後に目指すのはプロゴルファー。「藍さんみたいにアマチュアでプロの試合に優勝したい」という大きな夢も抱いている。

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