片山“コロコロ効果”で2位浮上
「日本オープン選手権・第3日」(18日、千葉CC梅郷=パー70)
片山晋呉(41)は67で通算9アンダーにし、3打差の2位タイにつけた。
過去2度日本一になっている片山がキングぶりを発揮した。後半4つ伸ばして一気に2位に駆け上がった。その背景には、小型の美顔ローラー効果があった。
首を痛めている片山は、8月の試合からポケットに入れ、ことあるごとに顔をコロコロ。「首がはるので、マッサージのためにやってるんですよ。歩いているとき、ひまじゃないですか。それで顔用なのでついでに顔にもやってるんですよ」と、あくまでも美顔のためではないことを強調。1万4000円の投資だといい「これやると、楽なんですよ」と効果をアピールした。
首のはりが取れてパッティングが絶好調。後半の4バーディーはいずれも2~4メートルを沈めて奪った。池田との対決に「いい日本オープンになってきた。盛り上がるんじゃない?ここまで来たことを幸せに感じて、勇太と(最終組を)やっていきたいね。追い掛ける立場は、気楽っちゃあ気楽だね」。最終日ももちろん、コロコロ効果で逆転を狙う。