「ヒューマナ・チャレンジ・第１日」（２２日、ＰＧＡウエストパーマーＣ＝パー７２）

　２０１５年の初戦を迎えた石川遼（２３）＝ＣＡＳＩＯ＝は５バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７１で８９位と出遅れた。マイケル・パットナム（米国）が６３で首位。１打差の２位にＦ・モリナリ（イタリア）ら５人が並んだ。大会は３コースで３日間予選ラウンドが行われ、７０位までが決勝ラウンドに進む。

　今年初戦の初日は終盤に精彩を欠いた。スコアの伸びる大会で首位と８打差と出遅れ、石川は「もったいないラウンドだった」と悔やんだ。

　新しいドライバーとパターで臨み、出だしからショットが好調だった。しかし後半に入って１５番（パー３）は、８番アイアンで「抑えめに打った」というティーショットがグリーン右に外れると、第２打の寄せもグリーン左カラーへオーバー。そして４メートル弱をパターで１メートル以上オーバーさせて返しも入らずダブルボギー。

　「パーを入れにいってしまった。ことしはダボの数を減らしたかったのに…」と反省した。

　最終１８番も１メートルを外してボギーに。昨年１２月上旬の日本シリーズＪＴカップ以来の試合で「こんなに空いたのは初めてで体が硬かった」と言いつつ、「ミスからのリカバリーは慣れている。まだまだ取り戻せる」と巻き返しを誓った。