遼予選落ち…茂みに消えた1打目響いた
「ヒューマナ・チャレンジ・第3日」(24日、PGAウエストパーマーC=パー72)
PGAウェスト・ニクラウスコースを回った石川遼(23)=CASIO=は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り通算6アンダーの85位で2打及ばず予選落ちした。ビル・ハース、マイケル・パットナム、ジャスティン・トーマス、エリック・コンプトン(以上米国)の4人が通算17アンダーで首位に並んだ。
石川は1番(パー4)でドライバーショットを右に押し出し、球は茂みに消えた。同組選手の協力を受けて捜したが、見つからずダブルボギー。これが響き「悪かったのはあのショットだけ」と悔やむ結果となった。
朝は腰に違和感があり、1打目のミスにつながった。その後は痛みがなく、4番(パー5)で第3打を1メートル、12番(パー4)は第2打を20センチにつけるなどショットの切れ味も戻った。16、17番の連続バーディーで意地を示したが、最終18番(パー4)は第2打が左へ。最後は2メートルのパーパットがカップを外れて天を仰いだ。
ことしの初戦は厳しい結果に終わった。それでも「やっていて楽しい。収穫もあったし確実に前進している」と次戦へ気持ちを切り替えた。