遼、出遅れ102位「リベンジしたい」
「ホンダ・クラシック・第1日」(26日、PGAナショナル=パー70)
石川遼(23)=CASIO=は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で102位と出遅れた。65をマークしたジム・ハーマン(米国)が首位に立ち、1打差の2位にブレンダン・スティール(米国)が続いた。松山英樹(22)=LEXUS=は出場していない。
石川は後半にミスが続いてスコアを落とし、決勝ラウンド進出へ暗雲が垂れ込めた。「もったいないミスからダボ、ボギーとなった。技術的にまだまだ」と唇をかんだ。
10番からスタートし、前半は強い風の中でイーブンパーと耐えた。しかし後半4番で「ドライバーを引っかけて」第1打を左に曲げると「リズムが崩れた」。2打目以降もミスが続いて4オン2パットのダブルボギー。5、7番でもボギーを重ねてずるずると順位を落とした。
ことしに入って出た4試合全てで予選落ちと苦しい戦いが続く。この大会も過去2年とも予選落ちと相性は良くない。「きょうたたいたホールで、頑張ってリベンジしたい」と必死に気持ちを切り替え、挽回を期した。