池田勇太、三度目の正直へ68で首位
「男子ゴルフ・トップ杯東海クラシック・第3日」(3日、三好CC西C=パー72)
7位から出た池田勇太(29)=日清食品=が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーでS・H・ペク(韓国)と並んで首位に立った。1打差の3位に石川遼、片山晋呉、朴相賢(韓国)の3人が続いている。
初日12位、2日目7位と順位を上げてきた池田が、ついにトップに躍り出た。4アンダーで回り、「もうちょっと後半伸ばしたかった」と言いながらも「悪いゴルフではなかった」と胸を張った。
。7番パー5でグリーン手前のバンカーから1メートルに寄せて、この日2つ目のバーディー。これで「短気だった」という気持ちが落ち着いた。続く8番でも2メートルのパットを沈めて連続バーディー。初日に腰を痛め、まだ痛みは残っているが、好スコアが一番の良薬だ。
最終日はこの大会3度目の最終組。08年と09年は、ともにトップタイで迎えた最終18番で池に入れて優勝を逃している。優勝への課題に「短気とティーショット」を挙げ、「どうにか頑張って勝ちたい」ときっぱり。二度の悪夢を三度目の正直で振り払う。