工藤遥加、最終9番で起死回生イーグル
「女子ゴルフ・樋口久子Pontaレディース・第1日」(30日、武蔵丘GC=パー72)
日本シリーズ優勝を決めたソフトバンク・工藤公康監督(52)の長女、遥加(22)=ナック=は10番スタートから苦しいゴルフを展開し、1イーグル、6ボギーの76をたたき、71位と出遅れた。それでも父譲りの勝負強さを見せ、最終9番はイーグルでフィニッシュした。
工藤は「まだ父とは話してません。昨日は試合終了までテレビ観戦。その後12時半ぐらいまでお祝いメールに返信しつつ起きてました。朝からギャラリーの方々に『お父さんおめでとう』って言ってもらったので、頑張ろうと気合入ったんですけど」。前半3ボギー、後半も8番までに3ボギーを献上して、スコアは6オーバーまで膨れ上がった。
だが、最終9番パー5でガードバンカーからの第3打、ピンまで14ヤードをカップインさせて、何とイーグルフィニッシュで76。父譲りの“持っている”ところを見せて第2ラウンドにつないだ。「来週はセカンドQT(来季出場予選会)もあるし、明日は頑張って何とか予選を通過したい」と話した。