美人プロ堀琴音自己ベストで2位発進
「女子ゴルフ・伊藤園レディース・第1日」(13日、グレートアイランドC=パー72)
美人プロの堀琴音(19)=東芝=が7バーディー、1ボギーの66で回り、テレサ・ルー(台湾)と並んで首位と1打差の2位につけ、悲願のツアー初優勝へ好スタートを切った。イ・ボミ(韓国)が1イーグル、5バーディー、ボギーなしの65をマーク。国内女子初の年間獲得賞金2億円突破と初の賞金女王へ向けて首位発進した。
たくましさを増した堀琴が、自己ベストとなる66をマークし、悲願のツアー初優勝へ絶好の位置につけた。1番で5メートルを入れて幸先よくバーディー発進。前半を2アンダーで折り返すと、後半インでも4個のバーディーを奪った。
今週は出場権がなく、マンデートーナメントに挑戦。5アンダー67で見事2位通過を果たした。今季マンデーは4度トライしてすべてクリア。勝負強さを本戦まで持ち込み「今週は試合に出たい気持ちだけで来ました。全体にショットはよかった」と自画自賛した。
スリムな体型で、食が細く体力強化が課題だったが、3月の開幕から朝食を積極的に取るように心掛けた。苦手な野菜のピーマン、なす、グリーンピースも口にして3日間戦える下地を築いた。
「体力的には夏場が一番苦しかったけど、徐々に調子が上がってきた。優勝はしたいです。でも、それを考えるとダメなので、またイチからスタートの気持ちで頑張りたい」。伸び盛りのプロ2年目の19歳。夢の10代Vへ視界は良好だ。