女子ゴルフ セミナーで日焼け対策講習
LPGA(日本女子プロゴルフ協会)の「新人・TPD単年登録者セミナー」が14~16日の3日間、東京都府中市内の施設で開催され、最終日の16日は一部が報道陣に公開された。
セミナーは新人教育の一環として、1996年からスタート。プロテスト合格者は必ず2年間の受講が義務付けられ、ツアー単年登録者らも対象となる。トーナメントのしくみ、LPGAの歴史、社会人としての作法、レセプションマナーなどをたたき込まれている。
今回は堀琴音(19)=東芝、森美穂(22)ら昨年と今年のプロテスト合格者49人をはじめ、キム・ハヌル(韓国)らツアー単年登録者54人、ティーチングプロ新人10人の総勢113人が受講した。
報道陣に公開されたのは、プロテスト合格1年生、2年生のための「日焼け対策とアフターケア」という美容講習。森は「私は単年登録者としての受講からこれで4年目のセミナー。同じ内容も多いんですけど、何度聞いてもすべて勉強になっています。日焼けに関する授業は今回が初めてで、対策に関しても知識がなかったし、来季はこれを生かしてもう少し工夫していけたらいいなと思いました」。前週までの予選会や新人戦の疲れも見せずに笑顔で対応し、「魅力的なプロゴルファーになるための演出術という講義は、特に印象的でした」と話した。