美女ルーキー19歳三ケ島かな初首位発進

 「女子ゴルフ・ワールドサロンパスカップ・第1日」(5日、茨城GC東C=パー72)

 19歳のルーキー三ケ島かな(ランテック)が6バーディー、2ボギーの68をマークし、フェービー・ヤオ(台湾)とともに首位に立った。ピンチにも笑顔を絶やさず、自身初の首位発進につなげた。渡辺彩香、菊地絵理香ら5人が1打差の3位で続き、世界ランク3位のレキシー・トンプソン(米国)は2アンダーで8位につけた。

 ピッカピカのルーキー三ケ島がプロとして初出場のメジャー大会で輝いた。1万人を超える大ギャラリーが詰めかけた中、難しいセッティングのコースで自己ベストの68をマーク。初の初日首位発進を決めた。

 ホールアウト後、記者会見に呼ばれると「初めてなので、すごく緊張しています」と初々しい笑みをのぞかせ「今日は大きなミスがなかったこともあるけど、今週の目標がしっかりできたから、結果につながったと思います」と振り返った。

 その目標とは「常に笑顔を忘れずに回ること」で、最終18番パー5では3打目が右手前のバンカーにつかまってしまったが「3打目を打った後で笑いました」。結果はバンカーから1・8メートルに寄せてパーセーブ。「笑う門には福来たる」という言葉通り、笑顔効果で最後まで流れを手放さなかった。

 昨年のツアー最終予選会(QT)で5位に入り、今季初めてツアーにフル参戦。遠征生活にもようやく慣れてきた。白身魚や野菜ジュースが疲労回復に効果があると聞けば、積極的に取って体調維持に努め、初日の2日前に焼き肉を食べて体力をつけるというルーティンも確立した。

 今季2戦目のプロギアレディースで初日4位は経験したが、首位は初体験。「笑ってプレーするとリラックスできる。明日も今日と同じようなプレーが出来ればいいな」。清楚(せいそ)な美人だけに、今後は人気も出てきそうだ。

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