「男子ゴルフ・ミズノオープン・最終日」（２９日、ＪＦＥ瀬戸内海ＧＣ＝パー７２）

　首位から出た金庚泰（２９）＝韓国＝が通算１１アンダーで逃げ切り、今季３勝目。金庚泰ら有資格者を除き、上位４人に与えられる全英切符は今平のほか、２位の市原弘大（３４）＝フリー、李尚熹（２４）＝韓国＝と、５位で世界ランク最上位の谷原秀人（３７）＝国際スポーツ振興協会＝が手にした。

　昨季の賞金王、金庚泰が今季３勝目を挙げた。２位に１打差で迎えた最終１８番は第１打をラフに入れるなどトラブルの連続だったが、３メートルのパーパットをねじ込んだ。最終日、ノーバーディーでの優勝に「初めて」と苦笑いした。全英出場権はすでに保有しており、今後は米ツアー参戦を視野に入れている。「日本でもやりたいけど、人間は目標を持たないといいことはない」と話した。