木戸愛逆転Vならず、全美貞が3年ぶり23勝目
「サマンサタバサレディース、最終日」(17日、イーグルポイントGC=パー72)
優勝はこの日6アンダー、通算10アンダーというビッグスコアをたたき出した全美貞(33)=韓国。2013年のヨコハマタイヤPRGRレディース以来、3年ぶり、23勝目となった。
3打差からの逆転2勝目を狙った木戸愛(26)=ゼンリン=は15番のバーディーで10アンダーまでスコアを伸ばしたが17番の2打目を左のラフへ。これを寄せきれずのボギーとして、2位に終わった。
ホールアウトするまで、全のスコアを「知らなかった」という木戸は「悔しいですね」と言いながらも、プロ2勝目は「近づいたと思います」と笑顔も。
また首位の原江里菜(28)=NEC=はこの日イーブンパーとスコアを伸ばせず、通算8アンダーの3位となった。