永井花奈、1打差2位で最終日へ LPGA最終プロテスト
「女子ゴルフ・LPGA最終プロテスト・第3日」(28日、周南CC=パー72)
2014年日本女子オープンで3位に入るなどすでにレギュラーツアーで活躍している永井花奈(19)=東京・日出高出=が、18ホールすべてパーの72で回り、通算6アンダー。首位のチェン・スーハン(台湾)に1打差の2位で最終日に突入する。逆転トップ通過を実現すれば、次週のmeijiカップ以降今季レギュラーツアー14試合の出場権が手に入る。
スコアカード提出所から出てきた永井は、苦笑いを浮かべてグニャッと上半身をくねらせた。「疲れました~、もう。ぜ~んぶパーです。けっこうバーディーチャンスはあったんですけど。3発ぐらいはラインに乗ったと思ったのに入らなかったので、そんな日かなと」。1パットパーが上がり3ホールを含めて6回。最終18番ではガッツポーズも見せただけに、ピンチをしのいでも来たようだ。
14年日本女子オープンで3位に入り、日本人アマとしての大会史上最高位記録を46年ぶりに更新してローアマのタイトルを獲得した。昨年は米ツアー出場予選会に挑戦、同下部ツアー出場権を得て今年1月、高校卒業を前にプロ宣言。すでに国内ツアーにもプロとして参戦済み。トップ合格へ期待は高まる。
「でも、まずは合格です。明日の目標はアンダーパーで回ること。それができれば…」と、気を引き締めた。