ささきしょうこ3位浮上 平仮名登録やっと効果!?初Vは「意識せず」
「女子ゴルフ・大東建託いい部屋ネットレディース・第2日」(30日、鳴沢GC=パー72)
昨年プロテストに合格したささきしょうこ(20)=フリー=が6バーディー、1ボギーの67を出し、通算6アンダーで19位から3位に浮上した。ささきと同期合格の岡山絵里(20)=フリー=は67をマークし、通算7アンダーで青木瀬令奈と首位に並んだ。最終日はささき、岡山のフレッシュプロがツアー初優勝を懸けて最終組で激突する。
今季初めてツアーにフル参戦しているささきが、リーダーズボードを駆け上がった。リオ五輪代表の大山、元賞金女王の森田とのラウンドで緊張しっ放しだったが、2番で2メートルのバーディーパットを入れて落ち着きを取り戻した。
難しい上がり3ホールでは、16番で2メートルを入れてナイスパーセーブ。17番は第1打を40センチにつけるスーパーショット、18番も第3打を2メートルに乗せて連続バーディーで締めた。
名前は「佐々木笙子」だが、大会会場で「笙」の字を読み間違えられることが多く、占いをしてもらった結果、平仮名にした。「やっとそのかいがありましたね。明日は優勝は意識せず、今日の後半のプレーを続けられるように頑張ります」。岡山との同期対決を無欲で制す。