「男子ゴルフ・ＡＮＡオープン・第２日」（１６日、札幌ＧＣ輪厚＝パー７２）

　大会２連覇が懸かる石川遼（２４）＝ＣＡＳＩＯ＝は６バーディー、３ボギーの６９で回り、通算１２アンダーで単独首位をキープした。

　単独首位を守った石川だったが「１０番のドライバーのミスからちぐはぐになった」とやや渋い顔だ。前半で五つ伸ばして迎えたこのホール。第１打を左林に入れ、第２打はグリーン奥にこぼして今大会初のボギーとなった。

　続く１１番でも落とすなど後半は３８。「苦しかったが粘ることはできた。修正してしっかり攻めていきたい」と気持ちを入れ替えた。

　第３日の１７日に２５歳の誕生日を迎える。１５歳で初勝利を挙げてからの歳月を「世界中のどの選手よりもいい経験をした」と総括。今後１０年で海外メジャー大会優勝も視野に入れ「（ゴルフ人生の）マックスまで成し遂げたい」と意欲を示した。