女子ゴルフで珍事 上原彩子が68罰打

 「女子ゴルフ・伊藤園レディース・第2日」(12日、グレートアイランドC)

 女子ゴルフツアー制度施行(1988年)後、初の珍事が起きた。上原彩子(32)=モスバーガー=が第2ラウンドスタート前、前日の第1ラウンド追加ローカルルール違反をしていたことに気づいた。

 過少申告は通常、競技失格となるが、スコアカード提出前に、罰を知らなかった場合は例外とするルールが今年から適用されることになった。

 今回のローカルルールは、コースコンディション不良を受けて、スルーザグリーンの芝草を短く刈ってある区域では球を罰なしで拾い上げてふき、リプレースできる、というものだった。

 しかし上原はこれを米国で通常適用される「1クラブレングス内のプレース」と勘違い。「誤所からのプレー」を19度繰り返したため、各2打の罰が付き、計38罰打が課される。さらにスコア提出後、「過少申告」を15ホールで行った罰も各2打(計30打)加算されたため、提出した「71」のスコアに68罰打がついて、「141」というワーストストロークとなった。

 第2ラウンドを「68」で終えた上原は「私がちゃんと確認しなかったから」と肩を落とした。続けて「自分のミスを受け入れて、今後はこういうことのないようにしたい」と話していた。

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