68打罰の上原彩子、ブログで謝罪「次からは何事も、しっかり確認」
11日に行われた女子ゴルフ・伊藤園レディースの第1ラウンドで、特別ルールの誤解から異例の「68打罰」と、日本女子史上ワーストを32打更新してしまう「141」を記録した上原彩子(モスバーガー)が13日、自身のブログで関係各位に謝罪した。
ブログで、「今回の伊藤園レディスは推薦をいただいての出場でした。初日のラウンドは雨の為にスタート時間が2時間以上遅れ追加ローカルルールとしてリフトアンドリプレースで行われました。しかし、しっかり確認をしないまま(主戦場のlpgaではリフトアンドクリーンの場合は1クラブ以内のプレイスで行っているので)今回も普段、海外で行っている方法と同じだと判断をしてしまい…ゴルフしてしまいました」と経過を報告。「推薦出場でこのような結果となってしまい大会関係者の皆さま、スポンサーさま、ファンの皆さま、その他の関係者の皆さま、大変ご迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪すると同時に「次からは何事も、しっかり確認してゴルフする事。教訓として来季に備えます」と誓った。
悪天候に見舞われた第1ラウンドでは、拾い上げてボールを拭くことが許される場所では元の位置にボールを戻す(リプレース)という追加ルールが適用されたが、米ツアーを主戦場に置く上原は米国式に1クラブレングス内にプレースできると勘違い。15ホールで19度、この作業を行い、そのすべてに2打罰がつく「誤所からのプレー」が適用されることになった。
第2ラウンド中に気づき、第1ラウンドでの19度すべてに2打の罰がついて38罰打。さらに、その罰を加算せずにスコアを提出したため「過少申告」となった。昨年まで過少申告は「スコア誤記」による失格だったが、今年からルールが変わり、知らないままの申告は失格ではなく違反をした各ホールに2打の追加の罰がつく。
つまり上原の場合は15ホールで違反したため、さらに30打が加算されて計68打。申告した「73」と68罰打の計141が上原の正式なスコアとなった。