畑岡奈紗「森ビル」と契約へ 合宿先から帰国、米国デビューへ準備着々
女子ゴルフの畑岡奈紗(17)=フリー=が5日、成田空港着の航空機で合宿先のマレーシアから帰国した。現地では約10日間にわたり、ラウンド練習と体力トレーニングに打ち込んだそうで「ほとんど毎日、ラウンドとトレーニングができてよかった。あっという間に終わっちゃいました」と充実感を漂わせた。
今後は米ツアーデビュー戦となる開幕戦のピュアシルク・バハマ・クラシック(26~29日、バハマ・オーシャンクラシックGC)へ向けて調整していくが、懸案事項の各種契約の交渉も最終局面を迎えている。
所属契約は、不動産大手の森ビルと最終調整に入っていることが判明。ほかにもう1社、ライバル候補があるため、スポンサー契約にとどまる可能性もあるが、畑岡は森ビルが支援する中嶋常幸主宰のヒルズゴルフ・トミーズアカデミーの1期生で同社とはつながりが深い。まとまれば、両者にとって喜ばしい契約締結になりそうだ。
18歳の誕生日を迎える13日に都内でダンロップスポーツとの用具契約、ダンロップエンタープライズとのマネジメント契約を発表する予定で、その場で所属契約も正式発表したい考え。「(どこに決まるか)お楽しみにしてください」。来るべき米国デビューへ向け、準備が急ピッチで進んでいる。