復調の松山 暫定首位発進に笑み漏れる

 「米男子ゴルフ・フェニックス・オープン・第1日」(4日、TPCスコッツデール=パー71)

 8バーディー、2ボギーで6アンダーの65と伸ばした松山英樹(23)=LEXUS=がリッキー・ファウラー(米国)、シェーン・ローリー(アイルランド)と並ぶ暫定首位に立った。霜のため開始が1時間遅れ、33人が日没までに競技を終えられなかった。石川遼(24)=CASIO=は14ホールを終えた時点で1イーグル、3バーディー、1ダブルボギー。3アンダーで暫定11位につけた。

 松山はパットが決まると、不振だったショットも復調した。2ホール目の11番で、7メートルのバーディーパットが最後の一転がりでカップへ。「ああいうのが決まると流れが良くなる」と勢いに乗った。

 15番(パー5)で残り263ヤードの第2打をグリーン奥のエッジまで運んで伸ばす。圧巻だったのは1万5千人以上を収容する客席に囲まれた16番(パー3)だ。「ショットが良くなかったのですごく緊張した」と言いながら、8番アイアンでピンへ真っすぐに飛ばし、2メートルにつけてバーディーを奪った。

 距離の短い17番も取ると、後半も安定したプレーで3バーディー。日没が迫る中で、大きなミスなく65をマークした。昨年は2位、一昨年は4位と好成績のコースに「なぜか分からないけどいいスコアが出る」と笑みが漏れる。前週は初日8位から予選落ちしており「2日目が鍵。しっかり伸ばしたい」と口元を引き締めた。

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