嘉門達夫、橋下市長“不倫”替え歌披露
歌手・嘉門達夫(53)が20日、大阪市役所主催のイベントでミニライブを行い、不倫騒動に揺れる橋下徹市長(43)を得意の替え歌でいじりまくった。橋下市長の“本拠地”市役所玄関前で「20年前から歌ってる曲なので仕方がない」とニヤニヤしながらギターを奏でた嘉門は「♪月曜日に愛人と会い~火曜日に女房にばれた~修羅修羅修羅…」と軽妙に披露。集まった市民は大爆笑した。なお、イベントに出席予定だった橋下市長は“公務の都合”で欠席した。
橋下市長のコスプレ不倫騒動に揺れる大阪市庁舎に、タイムリーな替え歌が響き渡った。
大阪市主催の「大阪打ち水大作戦 打ち初め式」。今夏の節電のため、打ち水の効能をPRするイベントだったが、市役所の正面玄関前ステージに登場した嘉門が、サングラスの下の目をキラリと光らせた。
ライブの冒頭、ギターを構え「大阪市役所で歌うからじゃなく、昔から歌っているんで他意はありません」と妙なお断りを入れ、“臨戦態勢”に。
「♪月曜日に愛人と会い~火曜日に女房にばれた~シュラシュラシュラシュラシュラ修羅場~シュラ……シュラ修羅場!」。ロシア民謡「一週間」をアレンジした、嘉門の持ち歌が見事にはまった。厳密に言えば、市長が女房にバレたのは“水曜日”だったが、集まった市民からは大爆笑が起こった。
さらに嘉門は、ヒロシ&キーボーの「3年目の浮気」を即興で替え歌にし、「6年前の浮気ぐらい大目にみてよ~♪」と熱唱。市長が高級クラブのホステスと不倫したとされるのは06年。狙いすました“一撃”に、再び大阪市民は腹を抱えた。
イベントには当初、橋下市長も出席し、コラボした映画「アベンジャーズ」(8月14日公開)のヒーローキャラと対面する予定だったが、“公務の事情”で欠席した。嘉門のナマ歌を耳にすることはなかった橋下市長だが、午後7時すぎの退庁時に会見。21日から3日間は公務がないため「(家族に)3日間、謝り続けます」と言葉少なに語った。家庭内の“修羅場”は、一週間では収まりそうにないようだ。