優子、子熊「かわいい~」キッス&ハグ
アイドルグループ・AKB48の大島優子(23)が21日、都内で行われた、アニメ映画「メリダとおそろしの森」公開初日舞台あいさつに登場した。
ステージ上に、生後6カ月のオスのツキノワグマ「ももたろうクン」が“公開祝い”のため姿を見せると、大島は「かわいい~」を連呼。体長70センチの子グマに抱きついたり、キスしたりするなど、すっかりメロメロになっていた。
声を担当した主人公・メリダの衣装でステージに立った大島は、会場の袖から現れた子グマを見つけると、顔をくしゃくしゃにして歓迎した。「こんにちは、子グマちゃん」と声をかけ、「初めて見ました。かわいいですよね」とうっとりした視線を送った。
森の魔法によって母親と三つ子の弟がクマに変身してしまう映画の設定にちなみ、子グマがゲストに“抜てき”された。岐阜県の奥飛騨クマ牧場で飼育されている2頭が“上京”し、ステージ裏でおとなしかった「ももたろうクン」がステージに上がった。
報道陣には子グマの入退場の際の撮影禁止、観客に対しては、拍手を極力小さくするよう要請。細心の注意を払って、大島と子グマの“コラボ”は大成功となった。
子グマの登場時は、若干ピリピリとした雰囲気となったが、当の大島は怖がるそぶりをまったく見せず、手のひらにコンペイトーを載せ食べさせるなど、すっかりリラックスムード。さらに、顔を近づけたり、ハグしたりと、大島ファンが「子グマになりたい」と思わずにはいられないような“愛情”を注いだ。
子グマへの“愛”を体で表現した大島は、同作のテーマでもある“家族愛”にも言及。公開までの3日間、母親が自宅に訪れていたことを明かし、「本当に早く映画を見たいと言ってくれて…。一緒に自転車に乗って都内を走り回っていました」と、母子水入らずの時間を振り返った。「この作品を通じ、改めて家族を大切にしようと思いました」と、優しさに満ちあふれた目で話していた。