AKB夏全開ライブ、初沖縄で1万人
大島優子(23)、板野友美(21)らアイドルグループ・AKB48のチームK16人が22日、沖縄・豊見城市の豊崎美らSUNビーチで全国ツアー沖縄公演を行った。AKBが沖縄で単独公演を行うのは初めて。リハーサルで1人水着姿で歌っていたことをステージ上で明かした大島は「また来たいですね」と再訪を約束。気温30度の中繰り広げられた水鉄砲あり浴衣姿ありの約2時間の激しいパフォーマンスに、1万人の沖縄っ子が熱狂した。
“AKB旋風”が南国・沖縄に“初上陸”した。熱狂する1万人の沖縄っ子、その後ろに広がる真っ青な海を見渡しながら、大島、板野らチームK16人が大粒の汗を流しながら躍動した。
南国の空気でノリノリになった大島は、“裏事情”を暴露。開演前に水着でのパフォーマンスを提案したものの却下され、リハーサルでは1人で水着姿になっていたことを告白。梅田彩佳(23)が「やだよ、おっぱいさらすの!!」と頬を膨らませ、大島が「おっぱいって言っちゃったよ!」と返すなど、際どいトークでファンを喜ばせた。
昨年3月の沖縄国際映画祭でミニライブを行ってはいるが、AKBとしての単独沖縄公演は初めて。ファンに負けないほど、メンバーもこの時を待っていた。松井珠理奈(15)が「皆さん楽しんでいゴーヤ!!」と得意のダジャレで盛り上げれば、板野は「海で野外ライブをやるのが夢だった」と喜びを爆発させた。
沖縄を意識した演出をふんだんに盛り込んだ。水鉄砲でファンに水を浴びせ、海に夕陽が沈むタイミングで、「夕陽を見ているか?」を歌唱。「ヘビーローテーション」の歌い出し「1・2・3・4!!」を「なん・くる・ない・さぁ!!」に変更。花火が打ち上がる中、涼しげな浴衣姿で「僕の打ち上げ花火」を歌い、締めくくった。
4月に始まった、47都道府県ツアー12会場目にして初の野外ライブ。那覇空港近くの海浜公園に特設ステージを設置し、「夏」「野外」「沖縄」をテーマにして作り上げた、開放感いっぱいの“真夏の夜の夢”。約2時間のステージで、ファンを熱狂させ、AKB人気が全国に浸透していることを実証していた。