「金田一少年」4代目に山田涼介

 Hey! Say! JUMPの山田涼介(19)が、日本テレビ系スペシャルドラマ「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」(仮題、今冬放送)に主演することが23日、分かった。

 これまでジャニーズ事務所の先輩、KinKi Kids・堂本剛(33)、嵐・松本潤(28)、KAT‐TUN・亀梨和也(26)が主演を務めてきた人気シリーズで、成長著しい山田が“4代目”を襲名する。

 ジッチャンの名にかけて‐。名探偵・金田一耕助を祖父に持つ、金田一一(はじめ)の決めぜりふを、山田が“4代目”として継承することになった。

 「週刊少年マガジン」で連載20周年を迎えた同名ミステリー漫画が原作のドラマ「金田一少年の事件簿」。95年に堂本剛主演でドラマ化され、松本、亀梨とジャニーズの先輩後輩で受け継がれてきた。JUMP随一の人気を誇る山田で約7年ぶりに復活する今作は、漫画の原作者である天樹征丸氏がドラマシリーズで初めて脚本を担当。「東洋の魔窟(くつ)」と呼ばれた香港・九龍城に秘められた謎のすべてを、金田一が解いていくストーリーとなる。

 9月上旬に香港でクランクインし、約2週間の現地ロケを予定。香港映画でみられるような、激しいアクションシーンも取り入れられる。ヒロインで金田一の幼なじみ・七瀬美雪役ら、ほかの出演者は今後発表されるが、香港や韓国などアジア各地からも人選するという。

 もともと“山田版”は5年ほど前から構想があったが、高校生の金田一を演じるには幼すぎるという理由で見送られてきた。今春高校を卒業し、満を持しての4代目襲名となった山田は「数々の先輩方が演じてきたこの役を演じることができて、本当にうれしく思います。僕にしか演じられない、今までにない金田一一を演じたいを思っています」と意気込みを明かした。“ジャニーズの名にかけて”、はまり役にしてみせるつもりだ。

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