「長嶋さんのユニホーム」と詐欺
京都地検は27日、長嶋茂雄巨人元監督が特別につくったユニホームを入手できると収集家にうそを言い、450万円をだまし取ったなどとして詐欺罪で、京都府長岡京市の元保護司花畑光昭被告(54)を追起訴した。
起訴状によると、花畑被告は07年7月、福井市に住む長嶋氏のグッズの収集家(67)に、手紙で「00年の日本シリーズで巨人が優勝した記念として長嶋氏がつくったユニホームを国会議員が持っている」とうそを言い「議員に政治献金をすれば入手できる」として、献金名目で450万円をだまし取ったとしている。
また、長岡京市の知人女性(54)から会社設立の出資金名目で2千万円をだまし取った罪でも追起訴された。花畑被告は既に、別の知人女性(81)から交通事故の示談金名目で1590万円をだまし取ったとして詐欺罪で起訴された。