GLAY「20周年ドーム公演」発表
人気ロックバンド・GLAYが29日、大阪・長居スタジアムで野外ライブ「GLAY STADIUM LIVE 2012 THE SUITE ROOM」を行い、28、29日の2日間で計10万人を熱狂させた。ライブのラストでは、2年後のデビュー20周年に向けた7つの大プロジェクトを発表。そのうちの一つである「20周年 ドーム公演」では、10年前にファンと交わした“白いジャケットの約束”を果たすことも明かした。
ステージの巨大スクリーンに「あの約束の…」と映し出され、5万人のファンが沸き上がった。
熱狂の3時間半ライブのラスト。TAKURO(41)によって発表された「13年春の海外ツアー開催」「14年に東北でのGLAY EXPO開催」などの7つの“サプライズ”の中で、最もファンを喜ばせたのが来夏以降に開催されるという「デビュー20周年 ドーム公演」だった。
10周年を前にした02年1月15日の東京ドーム。ツアーファイナルでTERU(41)は、白ジャケットをマイクスタンドにかけ「20周年に取りに来よう」とファンと約束した。ファンの間で待ちに待たれた、その約束を果たす時がやってきた。詳細は今後の発表となるが、TERUは「GLAYは約束を守るバンドです!僕たちは絶対に解散しません!」と絶叫。そのポリシーの象徴となるのが“白ジャケット”だった。
メンバー4人はアラフォーとなったが、この日も3時間半を完全燃焼した。TAKUROが“グリコポーズ”で「キャラメル10粒で3000メートル走る体力つけてきました」と会場を沸かせスタート。毎日10キロを走っているというTERUは、一周500メートルの外周ステージを走りながら「RUN」を熱唱、どこまでも熱い全20曲でファンを魅了した。TERUは改めて「白ジャケット取りにいくぞ!」と絶叫、涙するファンも見られた。