AKB選抜曲MVはガガ、マライア監督
アイドルグループ・AKB48の27枚目シングルで、今年の選抜総選挙での選抜メンバーが歌う「ギンガムチェック」(29日発売)のミュージックビデオ(MV)を、レディー・ガガ(26)やマライア・キャリー(42)らのMVで知られる米国人ディレクターのジョセフ・カーン監督が手がけたことが2日、分かった。AKBのMVを外国人監督が撮るのは初で、カーン氏が日本人アーティストのMVを手がけるのも初めて。“日本を代表するアイドルグループ”を巨匠がどう料理したのか‐。MVの公開が待たれる。
前田敦子(21)不在の“新生AKB”の第一歩となるシングル「ギンガム‐」のMVを、AKB史上初めて、米国人ディレクターが手がける。
マライアやガガら、これまで、カーン氏が手がけてきたアーティストは100組以上。今回初めて日本人アーティストのMVの監督を務めることになり「ファンの方々には、新しいスタイルのJ‐POPミュージックビデオというふうに見ていただきたいです」とアピールした。
MVの詳細は明かされていないが、撮影は総選挙直後に敢行。カーン氏は「すごく楽しい夢の世界のように、スケールが大きくて楽しくて。また、せっかく日本に来るので、とても日本らしいものを作りたいとも思いました」とヒントを明かした。
この日は「ギンガム‐」のジャケットも公開された。うち1種はセンターを務める大島優子(23)が1人で写っており、1人でジャケットに収まるのは、08年10月発売の「大声ダイヤモンド」の松井珠理奈(15)以来2人目だ。
「ギンガム‐」には選抜メンバーによる楽曲のほか、アンダーガールズ、ネクストガールズ、フューチャーガールズの楽曲、さらには27日の劇場公演を最後にAKBを卒業する前田への惜別曲「夢の河」が収録された。MVを含め、見どころ聞きどころタップリだ。