夏目さん似スイマー聡美に芸能界熱視線
ロンドン五輪競泳女子平泳ぎで、100メートルの銅に続いて200メートルで銀メダルを獲得した“美女スイマー”鈴木聡美(21)=山梨学院大=に対し、芸能界から熱視線が送られていることが3日、分かった。女優・上戸彩(26)らが所属するオスカープロモーションの関係者は、抜群の容姿に加え、インタビューでのさわやかな振る舞いなど、タレント性を絶賛した。また、出身地の福岡県遠賀(おんが)町ではメダル2個の偉業に対し、同町史上初となるスポーツ功労賞授与の声が上がった。
2つのメダルを獲得した“シンデレラガール”に芸能界も黙っていなかった。オスカー関係者は、故・夏目雅子さん似ともいわれる鈴木を絶賛。ルックスだけでなく、「インタビューの受け答えもしっかりしているしね」と、さわやかな笑みとピッタリなそう明さも魅力に挙げた。大学4年生の21歳に対し、「コンタクトを取れる可能性があれば」と将来的な“スカウト”の可能性を口にした。
オスカーは、五輪に出場中の美女アスリートを、外国人選手までくまなくチェック。そこでも、鈴木と、競泳100メートル背泳ぎ銅メダルの寺川綾(27)の評価が抜きんでていたという。「本業でしっかりとやって、結果を残している。1つの突出した部分があるから、それだけでただの『かわいい』とは違う」と将来性に太鼓判を押した。
人気の“指数”ともいえる視聴率も今後の伸びを予感させた。銀をつかんだ2日深夜は、インタビュー終了直後の午前3時49分に4・2%、表彰式後に会場あいさつを行った同4時19分に5・2%をマーク。時間を考えれば大健闘といえる数字を残した。
鈴木の快挙に地元も沸き立っている。遠賀町役場の職員は「役場内に『スポーツ功労賞を贈っては』という声が上がっている」と表彰のプランがあることを明かした。同町にはこれまで、スポーツ功労賞が存在しなかっため、受賞となれば第1号となる。人口約1万9000人の小さな町に生まれた新ヒロインが、故郷で新たな勲章を手にする可能性は高そうだ。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)