東国原氏「維新」からの出馬明言避ける

 新党「日本維新の会」を結成し国政進出を決めた「大阪維新の会」が9日、大阪市内で公開討論会を開き、大阪市長の橋下徹代表(43)ら同会幹部と、民主、自民、みんな各党の国会議員7人、東国原英夫前宮崎県知事(54)ら元首長が出席。注目度の高さに日本全国から100社400人以上の報道陣が殺到した。

 橋下代表は討論会で政策理念が一致した政治家集団を形成する重要性を指摘。議論を踏まえ価値観の一致が確認できたとし「国会議員の協力を得て、困難な問題も先送りせず(方針を)決めていく政治グループをつくる」と表明した。

 東国原氏は「維新八策を作成するアドバイスをしたし、(維新八策が出来上がる)プロセスを全部知っている」と話し、“身内”であることを強調。しかし、次期衆院選で同会からの出馬について「今は政策を(維新の)皆さんと意見交換しながら詰めてきたところ。これを応援する立場だ」と明言を避けた。

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