石原都知事、尖閣侵入「気が狂ってる」
東京都の石原慎太郎知事は14日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国の海洋監視船が相次いで侵入したことについて「気が狂ってるんじゃないかと思う」と批判した。
知事は「俺のものは俺のもの、おまえのものは俺のものとやられたら、世界中たまったものじゃない」と反発。「人の家に土足でずかずか踏み込んできたら、追っ払えばいい」と話した。
都による尖閣諸島購入を表明して以降の知事の言動が日中関係を悪化させているとの見方について感想を求められると「経済、利益は失ったっていいじゃないか。ほかで権益を広げたら。民族の伝統や文化を抹殺されて、あの国の属国になることがよっぽど嫌だね。日本を救うためにこっちはやっている」と反論した。