こじはる、じゃんけん大会「伝説残す」
AKB48の29枚目シングルの選抜メンバー16人を決める「第3回じゃんけん大会」が18日、東京・日本武道館で行われる。全メンバーで唯一全シングル27作で選抜メンバー入りしている小嶋陽菜(24)は17日、東京・代々木第一体育館で行われたファッションショー「東京ランウェイA/W」に出演。「伝説を残すように絶対に勝たなきゃいけない」と記録継続を宣言し、赤い“勝負ドレス”を用意していることも明かした。
小嶋が“伝説の女”襲名を宣言した。黒を基調としたワンピースで大人の雰囲気を醸し出した24歳は、記録をかけたじゃんけんへの並々ならぬ思いを激白。「私が勝たないと連続選抜記録というものが守れないので、AKB48の歴史上、伝説を残すように絶対勝たなきゃいけない」。普段の天然トークは封印し、語気を強めた。
05年に加入した1期生の小嶋は、メジャーデビューシングル「会いたかった」(06年発売)から、今年8月に発売された「ギンガムチェック」まで27作連続で選抜入り。昨年のじゃんけん大会で、前田敦子(21)(卒業)が初戦敗退した時点で、全メンバーで唯一の“鉄人記録”となり、その後も更新してきた。
10月31日発売の28枚目シングルの選抜メンバーは18日にお披露目されるが、実績を考えれば小嶋の選抜は“当確”。じゃんけん大会で29作連続を目指すことになる。
記録更新へのハードルは高い。今年は3度目の参戦で初めて1回戦からの登場。3度勝たなければ選抜には入れない。難関突破へ向けて、「赤いドレスを今年も用意してるんで、それで挑みたい」と勝ち上がった一昨年(3位)、昨年(ベスト16)同様の“勝負服”で臨むことを明かした。
願いはあくまで選抜入り。“その先”の目標を聞かれると「センターは…遠慮して、ベスト6に入れたら」と控えめだった。この日のファッションショーでは“こじはるスマイル”を振りまき、さっそうとランウェーを歩いた。勝利の女神が三たび味方すれば、さらに輝く笑顔が見られるはずだ。