AKB48 紅白出場に早くも“当確”

 人気アイドルグループ・AKB48が「第63回NHK紅白歌合戦」(12月31日、総合後7・15)の「紅白応援隊」に就任することになり27日、東京・渋谷区の同局で会見した。

 タレントのテリー伊藤(62)とともに応援隊としてPR番組などに出演する大島優子(23)らメンバーは、ロンドン五輪出場選手との対面を熱望。これまで「応援隊」を務めた歌手は紅白本番への出場も決めており、AKBの4年連続5回目の出場は確実となった。

 日本中を席巻するアイドル軍団が、今年の紅白出場に早くも“当確”ランプをともした。歌手で「紅白応援隊」の隊員を務めたのは09、10年の水樹奈々(32)がいるが、両年ともそのまま出場を果たし、AKBも応援だけでなく、本番でも紅白を盛り上げることになる。

 AKBは昨年、姉妹グループも集結し、210人でステージを彩った。グループの総勢人数は、当時より増加しているうえ、今冬には中国・上海を拠点とするSNH48も誕生予定で、昨年以上の大人数でのステージになる可能性もある。

 応援隊就任会見では、メンバーが紅白本番での五輪出場選手との対面を熱望。指原莉乃(19)が「(女子重量挙げの)三宅(宏実)親子と会ってみたい」と言えば、高橋みなみ(21)は「やっぱり(男子体操の)内村(航平)さんかなあ」とうっとり。大島優子(23)は「(卓球の)福原愛ちゃんと会いたい。同い年ですし」と“共演”を思い描いた。

 司会者が「そうなるといいですね」とまとめようとすると、テリーは「プロデューサー、お願いしますよ」と、ステージ下で会見の様子を見つめていたNHKの原田秀樹チーフプロデューサーに向かい実現を懇願。続けて「今日から動いてくださいよ!」と念押しするほどの熱の入りようだった。

 大みそかまで残り3カ月あまり。大島は「昨年初めて応援隊をやらせていただいて、紅組が久しぶり(7年ぶり)に勝ったので、(応援隊として)紅白を盛り上げつつ、紅組の2連覇を応援したいと思います」と“勝利の女神”になることを誓った。今年の大みそかも、AKBがお茶の間を楽しませることになりそうだ。

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