ＡＫＢ４８の北原里英（２１）が、フジテレビ系の新番組「テラスハウス」（１０月１２日スタート。金曜、後１１・００）にレギュラー出演し、一般男女と一軒家で共同生活を送ることが３０日、分かった。かつて人気を博した同局系「恋愛観察バラエティー　あいのり」のシェアハウス版。１つ屋根の下で生活するうちに、同居人の間に恋心が芽生える可能性もあり、北原がＡＫＢの鉄のおきて「恋愛禁止」を守れるかが、最大の見どころとなる。

　恋愛は御法度のＡＫＢの北原に“恋の試練”が訪れた。見知らぬ男女が１台のワゴンで世界を旅して、結婚カップルも誕生した人気恋愛バラエティー「あいのり」（９９～０９年放送）の舞台を、シェアハウスへと移したイメージの新番組「テラスハウス」。北原は、学生や社会人ら一般の男性３人、女性２人との計６人で、海辺にある一軒家で共同生活を送り、恋心が芽生えるかを試される。

　北原はこの日、動画投稿サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ」でコメントを発表。「そこに恋愛が生まれるのかとか、恋愛だけじゃなく家族的な絆だったり、生活を観察するリアリティーショーとお聞きして、面白そうだと思いました」とシェアハウス暮らしへの興味を吐露。同居人と恋に落ちる可能性も否定できないだけに、「ファンの方に複雑な思いをさせてしまうんじゃないかと、たくさん悩みましたが、こんな企画はアイドルは誰もやったことないと思いますし、やらせて下さいと言いました」とファンへの気配りを交え、決断理由を語った。

　総合プロデューサーの秋元康氏（５４）も、交流サイト「Ｇｏｏｇｌｅ＋」で新番組について言及。もともとはＭＣとしての出演オファーだったが、秋元氏の判断で“共同生活者枠”に入れたといい「現役のアイドルは恋愛と仕事とどっちを取る？が、テーマだ。これは北原しかないと思った。真面目で仕事熱心じゃないと困るからね」とした。

　ＡＫＢの新組閣では、チームＫと、名古屋を拠点とするＳＫＥ４８の兼任が決まった北原。そこにさらに『共同生活』も“兼務”する北原の今後に注目だ。