ジャニーズ&AKBファンの前で初競演
ジャニーズJr.とAKB48が初めて、ファンの前で“競演”した。人気ドラマを映画化した「劇場版私立バカレア高校」の舞台あいさつが前夜祭の12日と公開初日の13日、2日連続で東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、前夜祭では両グループからメンバー8人ずつが登壇。W主演の森本慎太郎(15)に島崎遥香(18)がささやくなど仲のいい様子で、互いのファンが混在した客席をヤキモキさせた。
AKBとジャニーズJr.という人気者が初めてファンの前でそろい踏みする事態に、男女半々の客席は熱気ムンムン。黄色い声援と野太い歓声が交互に飛び交った。
同作は、合併した不良男子校・馬鹿田高校とお嬢さま女子校・第一カトレア学院の生徒が繰り広げる恋と青春を描いた日本テレビ・読売系ドラマの劇場版。
12日の前夜祭では、Jr.から森本をはじめ、松村北斗(17)、高木雄也(21)らが出席。AKBから島崎のほか、大場美奈(20)、竹内美宥(16)らが登壇した。コメントに詰まった森本に、隣の島崎が小声でアドバイスするなど仲のよさを見せるなど、高校のクラスが劇場にそのまま移ってきたような甘酸っぱい空間になった。
恋愛花盛りの年ごろスターの競演に、心配げな表情を浮かべるファンも続出した。しかし、3月に行われたドラマ版の発表会見では「出演者同士の恋愛禁止」が注意事項として言い渡されるなど、撮影中から周囲も目を光らせており、関係者は「現場では、AKBメンバーはカトレアの生徒らしくしとやかに、Jr.は男子校のノリで盛り上がっていた」と証言した。
初日を迎えた13日は、Jr.の15人が関東近郊10カ所の劇場で舞台あいさつを行い、握手会と重なって欠席したAKBの分まで盛り上げた。森本は「ケンカもしたことないのに、初アクションで心配だったけど、バカレア、最高!」と笑顔。息のあった“最強アイドルタッグ”で、大ヒットに導く。