森口氏問題、三井厚労相「確認する」

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った治療の大半をうそと認めた森口尚史氏に、16日の閣議後の会見で閣僚から発言が相次いだ。三井辨雄厚生労働相は、森口氏が関わった厚労省の研究について「当時の主任研究者に研究内容を確認しているところだ。なるべく早く調査結果をまとめたい」と述べた。森口氏は98~06年度、厚労省の科学研究費補助金を受けた研究3件に分担研究者として参加。補助金は総額約4900万円だった。

 前原誠司科学技術政策担当相は、内閣府の研究支援事業から、森口氏の人件費として11年3月~12年9月に967万円が支払われていたとし「支出の中身が適切だったのか調査を進めたい」とした。田中真紀子文部科学相は、国の補助金について「(対象)人物の信ぴょう性もチェックしないと、このようなことがほかでも起こっているかも。厳格な管理が大事だと感じている」と述べた。

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス