「第25回東京国際映画祭」(20日、東京・六本木)
俳優・高良健吾(24)は17日に亡くなった若松孝二監督をしのんだ。若松監督の遺作となった「千年の愉楽」(来年春公開)に出演し、9月にはベネチア国際映画祭にも一緒に出席した。「76歳であそこまでかっこいい人はいないです。いつも『怒りがエネルギーになる』って言ってたけど、必ずそこに優しさがありました…」と唇をかんだ。
映画祭では主演映画「横道世之介」(来年2月23日公開)が特別招待作品として上映される。1980年代を舞台に、お人よしの主人公を演じた高良は「これまで感じたことのないテンションで撮影できました」と振り返った。