キンコン西野、タモリとコラボで絵本
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(32)が手掛ける、3冊目の絵本「オルゴールワールド」(10日発売、幻冬舎刊)の原案を、タレントのタモリ(67)が担当したことが2日、分かった。2009年に絵本作家デビューした西野だが、もともと絵を描くきっかけをつくったのがタモリ。5年前に“師匠”から託されたストーリー案をもとに、初のコラボ作品を完成させた。
0・3ミリの黒ペン1本で描く緻密なタッチの、独創的なファンタジーで読者を魅了する“西野画伯”の絵本。
09年のデビュー作「Dr.インクの星空キネマ」と10年の「ジップ&キャンディ」は、それぞれ自作のストーリーだったが、3冊目となる「オルゴールワールド」では、初めてタモリが原案を担当した。
もともと美術とは無縁だった西野が、絵の世界に飛び込んだのは、タモリのひと言がきっかけだった。
8年前、銀座のバーに西野を呼び出したタモリは、「お前、絵を描け!!」と命じたという。タモリの前で西野が絵を描いたのは、フジテレビ系「笑っていいとも!」のフリップの落書き程度だったが、タモリが見抜いた才能は確かなものだった。
タモリから、現代の高層ビル群をヒントにした今作の原案を託されたのは5年前。空中帝国の少年と、眼下に広がる森で暮らす少女が出会うという物語の導入部分をタモリが考え、中盤以降の展開と絵を西野が仕上げた。
絵本は完成したばかりで、まだタモリの元には届けられてはいない。西野は「すぐに渡したいと思っています。喜んでくれたら、うれしいですよね。タモさんももうおじいちゃんですから、あの人がニコッとするのが、カワイイんですよ」とおどけた言葉の中に、“師匠”への尊敬と感謝の気持ちを込めていた。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
芸能最新ニュース
もっとみる今田美桜「毎日皆さんの心がきっと明るくなる」 朝ドラ「あんぱん」ヒロイン 31日スタート前に「やっとだ」
銀シャリ 一番の大げんかはコンビ名「シャリ」か「しゃり」で「2時間もめた」結成20周年も仲の良さは折り紙付き
WHITE SCORPION 初の定期公演開催 2年目の新たな挑戦にHANNA「また来たい、と思っていたただけるように」
吉川晃司&奥田民生の新ユニット 広島カープ公認応援歌「OK」開幕戦マツダスタジアムでサプライズ披露 全国ツアー開催も決定
山口祐一郎&城田優がミュージカルWキャスト主演 timelesz寺西は自身の愛称に苦笑い「遊び人みたいで…」
板垣李光人&JUMP中島 ドラマ「秘密」体験で成長 板垣「すごく貴重な経験」 中島「今後の糧になる」
歌手・中孝介容疑者を現行犯逮捕 銭湯の中で寝ていた20代男性にわいせつ行為
ゆうちゃみ 地元・大阪凱旋で実家の温かさに感動「帰って来たんだあ」 ファッションの悩みも告白