石田純一 理子の失神大難産に感動
俳優・石田純一(58)、プロゴルファー・東尾理子(36)夫妻に5日午後7時24分、第1子の男児が誕生したことが6日、分かった。3362グラムで母子ともに健康という。この日夜、石田が会見し、帝王切開寸前の難産だったことを報告。「(理子に)『頑張ったね』って言ったら『ありがとう』と言ってくれた」と目を潤ませながら振り返った。6月に東尾が男児がダウン症である可能性を明かしていたが、石田は明言せず、ひたすら誕生を喜んでいた。
目尻が下がりっぱなしだった。「感動しました。月並みですけど『出てきてくれた』っていう感じです。オギャーと泣くと本当に幸せでした」。いつもの気の利いたおしゃれなコメントも忘れ、石田はひたすら喜んだ。
前妻の女優・松原千明(54)が、長女でモデルのすみれ(22)を出産する際には、ギリギリまで待機しながら仕事で立ち会えなかったという。“初体験”に感激もひとしおで、「(理子に)『頑張ったね』って言ったら『ありがとう』と言ってくれた」と目を潤ませた。帝王切開する寸前の難産だったため、理子は産後は赤ちゃんに手を添えられないくらい消耗していた。出血も多く、その後は意識を失ってしまったほど。女性の偉大さを目の当たりにして、石田は「いろんな場面で涙が出ました」と愛妻への思いを膨らませていた。
出産までの道は平たんではなかっただけに、感動も大きかった。昨年6月に不妊治療を始めたことを公表。何度かトライし、ようやく今年3月に妊娠を発表することができた。その後も理子がブログで息子のダウン症の可能性を告白。この日、ダウン症については明言しなかったが「不安材料を考えてもしょうがない。元気に生まれてきてくれてなによりです」と笑顔を見せていた。
病院には長男の俳優・いしだ壱成(37)、すみれも駆けつけ“弟”の誕生を祝福したという。3人とも母の違うきょうだいとなるが、石田は「うちの場合、不思議な家族ですが、喜んでくれました」と理解のある家族にも感謝していた。