女優の熊谷真実（５２）が結婚することが、１２日分かった。お相手は、１８歳年下の書道家・中澤希水（なかざわ・きすい＝３４）氏で、大安の１５日に入籍予定。熊谷が、中澤氏の書道教室の生徒だったことが縁となり、友人から恋人に発展した。熊谷は１１日に“愛の巣”となる新居へ引っ越しを済ませ、新婚生活をスタートさせた。姉さん女房となる熊谷は再婚。中澤氏は初婚。

　冬の足音が近づく中、オーバー５０の人気女優に人生の春が訪れた。

　熊谷のハートを射止めたのは、１８歳年下のイケメン書道家・中澤希水さん。書道家の両親のもとに育ち、書の道一本を突き進む芸術家肌。テレビや雑誌などのメディアにもたびたび取り上げられる書道界の若きホープだ。長身のモデル体形で、あごひげをたくわえ、俳優・山本太郎似のワイルドイケメンだ。

　関係者によると、１５日に婚姻届を提出する予定。熊谷が出演していた東京・明治座の舞台「梅沢富美男・中村玉緒　特別公演」が先月２８日に千秋楽を迎えたことで、仕事が一段落つき、１１月１５日が大安であることから、“良きタイミング”になったそう。熊谷は幸せそうな笑顔を周囲に振りまいているという。

　２人の出会いの場となったのが、中澤氏が開く書道教室。熊谷は数年前から教室に通っており、「先生と生徒」として、親しい友人関係を長らく続けていた。だが今年に入って正式に交際をスタート、静かに大人の愛をはぐくんできた。

　熊谷は６月１９日のブログで、出演舞台「薮原検校」のタイトルを中澤さんに手掛けてもらったことを写真入りで報告。「今回は、てぬぐいにタイトルを書家の中澤希水先生に、書いていただきました。台本をよんで、ｉｍａｇｅで、書いてくださいました」とうれしそうにつづっている。一方、中澤氏が自身のブログに、熊谷の舞台を観劇した感想を書くこともあった。ツイッターもフォローしあっており、互いに仕事で忙しい時にも、互いの心を確かめ合い、絆を深めあってきた。

　新婚生活をスタートさせた１１月１１日のブログでは「引っ越ししました！」とファンに報告。引っ越し業者に「一人暮らしで今までで最高の荷物です！と、言われました（笑）引っ越し無事完了！」と幸せそうにつづっており、一人暮らし卒業をにおわせていた。ブログを読んだファンから、二人暮らしになった？というコメントも。

　熊谷はデビュー間もない１９７９年に、ＮＨＫの連続テレビ小説「マー姉ちゃん」でヒロインを務め、その明るく元気なキャラクターで、一躍全国区の人気者になった。８０年に演出家の故・つかこうへいさんと結婚するも、８２年に離婚した。その後、３０年間、バツイチ独身を貫いてきた熊谷が、“運命の人”と巡り合った。

　ひたむきで、誰からも愛される性格の熊谷と、芯の通った男気の持ち主・中澤さん。年の差を超えた深い愛が、ついに実を結んだ‐。