ジャニー喜多川氏 自身3度目のギネス

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(81)が19日、都内で会見し、自身3つ目となるギネス世界記録を樹立したことを発表した。認定記録は「最も多くの音楽チャート1位獲得アーティストを生み出した人物」。1974年9月に歌手の郷ひろみ(57)が発売したシングル「よろしく哀愁」から2011年11月に発売したSexy Zoneの同名デビュー曲まで35組を輩出したことが認められた。

 2011年にギネスから「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」、「最も多くのNo.1シングルをプロデュースした人物」として世界認定されたジャニー喜多川社長に新たな勲章が加わった。

 獲得タイトルは「最も多くの音楽チャート1位獲得アーティストを生み出した人物」。近藤真彦(48)やSMAPなど35組で1位を獲得した喜多川社長は、「(音楽チャートで)1位を取りたいと大昔からやっている」とプロデュースを続けてきた功績を認められ、目尻を下げた。

 喜多川社長は、1962年にデビューしたジャニーズ以来、男性歌手が歌って踊るスタイルを確立。「日本人ができることを最大限にやりたい」と、歌舞伎や能の要素も取り入れるなど独自性を追求してきた。「日本のありがたさを若い子に分かってほしい」と考えて生み出した独自の魅力は、今の「ジャニーズ人気」につながっている。

 東京・帝国劇場でのミュージカル「ジャニーズ・ワールド」で「国際席」を設けるなど、海外のファン向けのサービスにも力を入れ、「われわれがやっていることは、世界的に注目されている」と胸を張った。

 ギネス認定は同舞台を14日に観劇したギネス・ワールド・レコーズ会長のアリスタ・リチャード氏から直接伝えられたが、朗報とともに訃報もあった。親交のあった女優・森光子さんの死去もこの日、知ったといい、「お世話になった。偉大ですよ。年を感じさせなかった」と思いをはせていた。

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